
赤ちゃんは、お父さんお母さんが忙しくしていても関係なく、気分が悪くなるとすぐに泣き出しますが、抱っこをしたり、あやしてもらったりすることで安心して泣き止むことができます。
しかし、そんな赤ちゃんとは異なり、おなかが空いても、体調が悪くても、表情一つ変えずに押し黙っていたり、目も合わせなかったり、反応を示してくれない赤ちゃんもいたりすると、親も子育てに対して不安になってしまいますよね~。こうした状態の子供を「サイレントベビー」と言います。
そこで、「サインレントベビー」に悩む皆様のために、その特徴や対処法をご紹介していきましょう。
目次
サイレントベビーとは
「サイトレントベビー」とは・・・
サイレントベビーは、泣いたり笑ったり等の感情表現が極端に少ない赤ちゃんのことを指します。サイレントベビーのことを別名「蛍光灯ベビー症候群」とも呼びます。
サイレントベビーは、一見すると、大人しくて良い子、手のかからない子に感じるかもしれませんが、しゃべることのできない赤ちゃんにとって泣くことは、周囲とコミュニケーションするためのとても大切な手段であり、「しっかり泣いて伝える赤ちゃんこそ」健康な赤ちゃんである証でなんです。
赤ちゃんが泣かなくなってしまうと、親と赤ちゃんとのコミュニケーションが十分にとれず、親も気づいてあげられなくなってしまうため、赤ちゃんの成長過程や親子関係を築く中でも、重大な影響をもたらすことになります。
サイレントベビーの特徴・症状とは
サイレントベビーの特徴は、主に下記のような症状が挙げられます。
<サイレントベビーの主な症状とは>
- 笑わない
- 目を合わせない
- 泣かない
- 動きが弱い
まったく泣かない赤ちゃんもいれば、他の赤ちゃんと比べると泣かないという赤ちゃんもいます。
- おなかが空いている
- おむつが濡れている
- 長時間放置している
など、通常の赤ちゃんが泣く場面で泣かない場合は、サイレントベビーを疑います。
通常、赤ちゃんは、お父さんお母さんが目を見て話しかけると、見つめ返してきますし、声をかけると振り向きます。お父さんお母さんと目を合わせない、声をかけても反応しない場合は、サイレントベビーの可能性があります。
ただし、目を合わせない、声をかけても反応しないという特徴は、発達上の問題が原因の場合もあるので、一度、小児科を受診させることをおすすめします。
又 赤ちゃんは、生後2~3ヶ月頃に生理的微笑を卒業し、自らの意思で笑う「社会的微笑」ようになります。
お父さんお母さんが抱っこしたりあやしたりしてもまったく笑わない、好きなことをしても笑わないといった場合は、サイレントベビーの可能性があります。
ただし、笑うことは、泣くことに比べて個人差が大きいものなので、笑わないからといってサイレントベビーだと決め付けるのではなく、まずは赤ちゃんの様子をじっくり観察して、上記のようなサイレントベビーの特徴が出ていないか確認しましょう。
又赤ちゃん自身、自分の体に興味津々で、体を目一杯動かして遊びながら、体の動かし方を覚えていきます。
サイレントベビーの場合、周囲に働きかける意欲が低下してしまい、乳児期の大切なコミュニケーション手段である指差しをしなくなることがあります。
「泣かない」「笑わない」等、感情や喜怒哀楽の表現が非常に少なく、手がかからないという点とは裏腹に、成長過程に重大な問題を引き起こす可能性があるため、注意が必要なのです。
サイレントベビーになる主な原因とは

その要因は、主に下記2つが挙げられます。
<サイレントベビーになる主な原因とは>
- 親の愛情不足
- 核家族化による孤独な子育ての現実
サイレントベビーによる主な原因は、「親子間のコミュニケーション不足」です。赤ちゃんは特に泣くことで意思表示をしています。
しかし、親からの愛情がうまく行き届かないことで起こります。またこの要因として言えるのが、子育てをする環境にあります。
昔であれば、大家族の家庭では、家族皆で子育てをする風習があったため、一人でその悩みを抱えたり、子供から目を離しても別の誰かが見てくれるという習慣がありました。しかし、現在では核家族化によって、一人で子育てをする生活観が主流になったことで、一人で抱える悩みが増えたためによって起こっているのです。
サイレントベビーを生みやすい傾向がある親の行動
赤ちゃんにサイレントベビーの可能性がある場合には、次のような親の行動が現れる傾向にあります。
注意ポイント
<サイレントベビーの傾向を生む親の主な行動について>
- 赤ちゃんを抱かない
- 親が赤ちゃんに受け答えしない
- 泣きやまないことで放置する
- 揺さぶるのが強くなりすぎてしまう
赤ちゃんは、常にスキンシップや親への愛情を欲しがっています。抱いてもらえない。答えてくれない。興味関心を持ってもらえないと思う期間が長すぎると、赤ちゃんも少しずつそれを感じ始めます。諦めの気持ちを抱いて反応が薄くなってしまうとき「サイレントベビー」の傾向が強くなっていると言えるでしょう。
サイレントベビーの問題は、案外気づかないうちに起こってしまうもの。

赤ちゃんへの接し方がわからなくなってしまうことで、サイレントベビーを生み出すことがあります。
- 赤ちゃんが泣くと怒鳴ったり叩いたりする
- 赤ちゃんを抱っこして振り回す
- 強く抱きしめる湯船に赤ちゃんの顔をつける
など、悪意の有無にかかわらず、赤ちゃんが不安や恐怖を感じることを繰り返すと、赤ちゃんの反応は徐々に減っていく傾向があります。
不適切な関わりを続けると、赤ちゃんが不適切な対人関係の持ち方を学習してしまい、将来、暴力的になったり、都合の悪いことは嘘をついて誤魔化したりする傾向があるという指摘もあります。
サイレントベビーのより良い対処法
そこで、サイレントベビーにならないためにどのような対処をすればよいのか、その方策についていくつか解説しておきましょう。
ポイント
- 基本的なケアをする
- 泣き止まないことに対して深く考えすぎない
- 同じような境遇をもつコミュニティに参加する
1.基本的なケアをする
まずは、基本的なケアをしていきましょう。赤ちゃんがしてほしいケアは、主に下記4つです。
<赤ちゃんがしてほしい基本ケア4つ>
- オムツを変えてほしい
- お腹がすいた
- 眠たい
- 抱っこしてほしい
だいだい、このどれかです。
まずは基本的なケアを行ってから、ダメな場合に次を考えていきましょう。
しっかり抱いて、愛情を伝えあげましょう。どんなに経験がある人でも、泣き止まない時は泣き止みませんから。スキンシップを絶対忘れないこと。そして、赤ちゃんが喜ぶしぐさを出したら、それを豆にやってあげましょう。

こうした楽しいという表現を一杯見つけて上げましょう。私が利用していたベビーオイルは、BABY BORN Face&body Milkを利用させて頂いていました。
赤ちゃんの肌だけじゃなくて、大人や子供にも使えるベビーオイルなので、お風呂上りの乾燥肌にもこれ一つで十分。すごくいろんな用途に利用できるので非常に効果がありました。ぜひ試してみてください^^

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2.泣き止まないことに対して深く考えすぎない
泣き止まないからと言って、それを深く考え落ち込みやすくなるのが「初産の時」です。
ベテランのお母様は経験が豊富だから色々な対処をしてきているからわかるだけのこと。でもそんなベテランママすら、いつも泣き止ませるられるわけじゃないんですよ~。無理な時は無理です。誰でも。。。^^

赤ちゃんも泣くことで色々伝えようとしていますので、一つずつ手探りで、泣き止む方法を見つけていきましょう。
ただ放置とは違います。ストレスを感じすぎずに、色々挑戦して向き合うことが大切です。
ベテランの方は、泣きやまないことに対して、ストレスを感じすぎていません。ここがポイントです。ある程度のことをやっているうちに、自然と泣き止むので、ストレスを抱え過ぎず、ケアをしていきましょう。
3.同じような境遇をもつコミュニティに参加する
大切なことは赤ちゃんとのスキンシップを大事にすること。しっかり向き合うことです。

そんな悩みを抱えるしかない環境にいるのであれば、まず赤ちゃんと外に出て、同じような境遇をもつコミュニティに参加してみましょう。
今では、多くの市や自治体で、そうした支援活動を行っている地域も多いですので、まずは市役所に電話をして、対処方法をそこで学び、悩みを聞いてもらうのも非常に効果的な方法の一つですよ。

まとめ
「大人しい」「手がかからない」聞くと、一見良いことに感じでしまいがちですが、赤ちゃんは、泣くことで自分の気持ちをお父さんお母さんに伝え、お父さんお母さんがそれに反応して赤ちゃんに関わることで、親子のコミュニケーションが生まれています。
そして、親子のコミュニケーションを繰り返すうちに、言葉や身振りといった泣く以外のコミュニケーションツールを身に付け、社会性を育んでいきます。
特にここ近年では、核家族化の影響もあり、 一人で子育てする環境が生まれやすいため、相談する相手がいない環境が多いため、たった一人で子育てをしている女性は、子育てに悩み。。赤ちゃんとの接し方が分からず、知らずのうちに、下記のようなことが起こっているケースも少なくありません。
注意ポイント
- ネグレクト(育児放棄)
- 虐待
- マタニティーブルー
- 産後うつ
このような病気や状態に非常に陥りやすい傾向にあります。
「子育ては、本来家族同士が協力し、助け合っていくものです。」
特に子育て中は、孤独になりやすく、ホルモンバランスも乱れやすい時期でもありますので、辛いことを一人で抱えるのは絶対にやめましょう。
家族に伝えられる環境がないのではあれば、市で運営している子育て支援を行う支援センターなどを活用して、同じように子育てに悩む人と会話をしたりして、同じ境遇の人と辛い悩みを打ち明けられる環境を作りましょう。
また精神状態が不安定な場合に、身体を安定させるサプリ等も上手に活用しながら、ストレスを赤ちゃんにぶつけないような生活スタイルを確立していくことが大切です。
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子育てにおいて孤独な空間や赤ちゃんの泣き声、理解して上げられないふがいなさなど精神的なダメージがジャブのような感じで、知らずのうちにジワジワ感じてしまうもの。
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「サイレントベビー」の可能性のあるお子さんを見かけたら、周囲が手助けし、子供の心を救える世の中であって欲しいと願います。
100%ストレスを感じないようにすることは、難しいです。ただストレスを感じない環境作りはできるはずです。しっかり息抜きをしながら、回りの手助けをしっかり取り入れて、子育てを頑張っていきましょう。
