赤ちゃんが蚊に刺されてしまうと、免疫力が弱いため、異様に赤身を伴ったり、ひどく腫れてしまったり、また発熱を起こしたりすることもあるため、対策をしっかりしたいものですよね。
しかし、実際「虫よけを使って対策を。」と思っても、以外とその虫よけ成分の副作用が子供には良くなかったりと、色々な悩みが出てくるものです。
そこで、赤ちゃんが安心して「虫よけ対策」ができるグッズやその対策法をご紹介していきましょう。
目次
蚊の習性について
蚊は普段は甘いものを吸って生きています。
しかし、産卵を控えたメスだけが血液を求めて動物に近づくことになります。その時に最も目安にするのが、動物の吐く息だといわれています。
特に二酸化炭素に敏感で、血液を求めた蚊は吸い寄せられるように二酸化炭素に引き寄せられていきます。
さらに温度を察知する能力も持ち合わせ、哺乳動物の体温である40度よりやや低いくらいの温度を好みます。
さらに、動物の肌のにおいも好きなのです。汗に含まれることも多い乳酸や二酸化炭素にあふれた温かで、動物の肌のにおいのするところに引き寄せられるとなれば、間違いなく哺乳動物の血液にたどり着くでしょう。
また、できるだけ色の濃い部分に寄って行こうとします。
子どもはどうして蚊に刺されやすいの?
それでは、どうして子どもは、蚊に刺されやすいのでしょうか?
その答えは、お酒を飲んだ後は刺されやすいという意見を良く耳にしますが、これとよく似ています。
子どもが蚊に刺されやすいのは、赤ちゃんや子どもは、元々新陳代謝が活発であり、皮膚から出る二酸化炭素量が多いことにあります。
又これによって、体温も上昇するため、蚊が寄ってきやすいのです。
蚊に刺されやすい人の特徴とは
蚊に刺されやすい人の特徴には、主に下記のような人が挙げられます。
チェックリスト
<蚊に刺されやすい人の特徴とは>
- 体温が高い人
- 二酸化炭素排出量が多い(新陳代謝が活発な人)
- 妊娠中の女性
- 運動したばかりに人
- 黒い服を着ている人(肌が黒い人)
- 体臭が強い人(香料を付けている人)
こうした特徴をもつ方は、赤ちゃんや子供問わず、蚊が寄り付きやすい環境を作ってしまっているのです。
実は、妊娠中の女性も要注意です。
妊娠中は、体温が高くなり、胎児の影響によって二酸化炭素量排出も多くなっているため、蚊が寄り付きやすくなっています。
特に子供に多い、新陳代謝が活発による二酸化炭素排出量の多いことや体温の高さが、蚊に刺されやすい環境を作り出しているのです。
蚊に刺されやすい血液型ってあるの?
1970年代にイギリスの研究者によって、蚊の腸内の血液成分を調査した結果、下記のような研究論文が報告されました。
参考
<刺されやすい血液型の順番とは>
O型>B型>AB型>A型
このような順番で、蚊の腸内に、上記の順番で血液が検出されたのです。
この論文結果より、日本でも同様の研究が行われたのですが、まだ研究事例も少ないため、はっきりとした研究結果は報告されていません。
但し、O型は刺されやすいことは、わかってきているのですが、それ以外の血液型は微妙な違いであるため、順位付けが非常に難しく、まだわかっていないのが実情です。
【参考文献】:Kuesap J & Na-Bangchang K:The Effect of ABO Blood Groups, Hemoglobinopathy, and Heme Oxygenase-1 Polymorphisms on Malaria Susceptibility and Severity. Korean J Parasitol, 56:167-173, 2018
蚊が苦手な成分とは
虫よけスプレー等があるように、蚊にも苦手とする成分が含まれているのですが、いったいどんな成分が苦手とするのかご存知でしょうか?
実際虫よけスプレーに含まれ成分には、大きく分けて2つの成分が挙げられます。
<蚊が苦手とする成分とは>
- ディート成分
- アロマ成分
この2種類があります。それでは、この2種類の成分についてご紹介していきましょう。
1.ディート成分(通常の虫よけスプレーに使用)
ディート成分とは・・・・
多くの虫除けスプレーには「ディート」といわれる化学物質が含まれています。
ディートには、ダニや蚊、ブヨなど吸血系の虫除けに特に有効で、多くの虫除け製品の主な成分となっています。
ポイント
化学成分名:ジエチルトルアミド
とも言われ、主に蚊やアブ等、害虫を退治するのに使用されており、その他にも園芸用農薬としても含まれており、ホームセンターでもよく販売されているんです。
関連 こうした成分が開発された経緯は、1946年のベトナム戦争の際、亜熱帯での野戦のためにアメリカ軍が開発した農薬成分で、 兵士が蚊に刺されてマラリヤなどに感染することを防ぐ目的で開発されたことで、これが現在の虫よけの成分としても有効活用されてきています。
基本的に、用法容量を守れば使用して肌がすぐにかぶれることはありませんが、やはり肌が弱い人は、注意する必要性があります。
。
2.アロマ成分(天然ハーブ等を用いたオーガニックタイプ)
近年注目されているのが、ディープを用いずに肌に優しいハーブ等のアロマ成分です。
アロマも蚊が寄り付かなくなる成分として注目されてきており、ディートよりも肌に優しいため、赤ちゃんや肌の弱い方でも使用できる虫除けスプレーとして注目されています。
赤ちゃんが蚊に刺された時の対処法とは
それでも赤ちゃんや子供は、知らずのうちの蚊に刺されているもの。
でも蚊に刺された時にどのように対処したらわからなくなりますよね。そこで、一時的な対処として薬を持っていない時の対処法をご紹介しておきましょう。
ポイント
<蚊に刺された時の4つの対処法とは>
- 洗い流す
- 冷やそう
- 腫れがひどい場合、ガーゼで覆う
- 薬を塗る
まずはしっかり洗い流して殺菌を殺しましょう。冷たい飲み物を持っていればそれで構いません。冷やすと皮膚感覚が鈍るということもあり、痒みが減ります。
皮膚感覚が鈍るということは当然腫れが出にくくなるため、掻きむしるようなことがなくなるため、冷やした後でガーゼ等で覆っておくことが大切です。
それでも蚊に刺されたら、やはり処置としては、薬を塗ることが炎症を抑える上でとても大切です。
炎症を悪化させないためにも薬を塗ることが大切になります。
今は市販薬でも赤ちゃんの身体に優しい薬をたくさん販売されていますので、きちんとケアすることをおすすめします。
ステロイド剤って使用しても平気なの?
実は私の子供も小さい時に蚊に刺されることが多く、一度刺されると非常に赤く腫れてしまうことが多かったため、病院によく連れてっていたんです。
今の時代は、赤ちゃんのうちは、病院に行き、診察を受ければ、無料で薬が提供されます。
- 赤ちゃんにステロイド剤を塗っても平気なの?
- 肌への影響はないの?
心配される親御さんも多いかと思いますが、基本的に問題ありませんでした。
但し、ステロイド剤は、赤ちゃんの皮膚に決して良いものではありませんので、使用頻度に注意して正しく使用するようにしましょう。
赤ちゃんが蚊に刺された時のおすすめの薬とは
それでは、赤ちゃんが蚊に刺された時に使用できるおすすめの薬についてご紹介していきましょう。
赤ちゃんの場合
ポイント
<赤ちゃんに使用できる虫刺されに効果がある薬とは>
・ロコイド
赤ちゃんの小さい時は飛びひになりやすいため、ステロイド剤の弱いロコイド等がs処方されます。
使用していますが、全く問題なく使用しており、赤ちゃんでも無事に治すことができました。一安心です。
特に、皮膚炎等にも効果があるので、非常に重宝しています。
3歳頃になると
3歳頃になると、医師から処方される薬が少し変わります。
ポイント
<3歳~使用できる虫刺されに効果がある薬とは>
・VG軟膏
それは、VG軟膏で、少し強めになりますが、効果があります。
赤ちゃん等がもし蚊に刺された時の対策として用いる薬は、なるべく医師の診察の上、処方してもられる薬があるので、そちらを使用するようにしましょう。
赤ちゃんにも使える!おすすめの虫よけ「アロベビー UV&アウトドアスプレ」
但し、予防に関しては、薬を出してもらえないので、予めに蚊に刺されないための予防もすごく大切です。
そこで、赤ちゃんでも利用できるおすすめの虫よけがあるんです!それが、アロベビー UV&アウトドアミストです。
アロベビー UV&アウトドアミストの特徴
商品名:【アロベビー UV&アウトドアミスト】
アロベビー UV&アウトドアミストは、虫が嫌いな香りを配合している天然由来成分99%以上のアウトドアスプレー、化合物ディートはもちろん不使用です。
オーガニックのオレンジ果実水やローズマリー油、セイヨウハッカ油、レモングラス油などを使用しているため、肌の弱い敏感な赤ちゃんの全身にも使えます。
特に、赤ちゃんは、皮膚が薄く、肌が弱いため、使用できる薬が限られてしまうんです。
そんな虫よけや紫外線対策におすすめなアイテムが、この「アロベビー UV&アウトドアミスト」なんです。
実際赤ちゃんにも利用できて、「肌にやさしく」しかも「紫外線対策」もWで合わせて行える優れものなんです。
暑くなり、虫が増える夏の季節。
赤ちゃんの肌を害虫から守りたい。紫外線から守りたい方は、ぜひ利用して対策していきましょう。
➡99%天然由来オーガニック成分配合【アロベビー UV&アウトドアミスト】
まとめ
一般的な虫よけスプレーでも、ディート量は人体に重大な影響を及ぼすものではなく、用法・容量を守れば子供が使用しても問題はありません。
但し、肌が弱い方や6か月未満の乳幼児には、湿疹、かゆみ・かぶれ等症状が発症する可能性も全くない訳ではありませんので、自分の子供の様子をしっかり観察しながら商品を選ぶことが大切であることを覚えておきましょう。