今この記事をお読みになられているということは、もしかしてあなたも乳腺炎でお悩みを抱えている方でしょうか?
私も1人目の出産時に、ひどい「乳腺炎」を患い、「切開手術」をしたため、同じように乳腺炎で悩む皆様のためにと思ってこの記事を綴っています。
そんな同じ悩みを抱える皆様のご参考になればと思い、今回私の実体験と合わせて、その対策法についてご紹介していこうと思います。
目次
乳腺炎になりやすい方の解決できない原因とは
乳腺は、最初から
・「太い人」
・「細い人」
がいて、個人差があります。そのため、細い人は乳腺がつまりやすく乳腺炎になりやすいので、こればかりはどうにもなりません。
一つの運命だと思って下さい。
注意ポイント
<乳腺炎が解決できない2つの原因とは>
- もともと乳腺が細い
- 母乳が作られやすい
私自身も、日々乳腺が細いと助産師さんにも言われていたため、ちょっとした脂ものを食べるだけでもすぐに母乳が詰まっていました。
最悪なことに、私自身は、非常に母乳が作られやすく、一層のこと詰まりやすかったため、一度詰まっててしまうと自分で排乳することが非常に難しくなってしまいます。
対策を講じても難しい場合もある
だから、日々甘いケーキやお菓子、脂もの等は食べないように注意をしながら、産後の生活を送っていました。
しかし、少しだけならと思って、ご褒美をと思ってケーキを食べたその翌日には、もう詰まりが発生してしまうんです。
そのくらい乳腺が細く、母乳が作られやすいお母様方は、注意が必要です。
注意ポイント
<母乳を詰まらせる注意点とは>
- わずかな気の緩みも
- 乳腺が細く、母乳が作られやすい方
この2つのことに該当する方は、切開することを当たり前だと思っていた方が良いと思います。
ごめんなさい。
「なんでそんな厳しいことを言うの」と思われるかもしれませんが、それが実体験した辛さだったからです。
皆様にあの痛みを経験してほしくないから伝えています。
切開手術するまでの経過と主な症状とは
それでは、その乳腺炎になり始めてから切開までの経過をご紹介していきましょう。私は、胸が詰まり始めてから下記の様な症状が現れました。
注意ポイント
<乳腺炎になった時の主な3つの症状とは>
- 胸がパンパンに腫れ、痛みが現れた
- 胸が赤くなった
- 胸が熱を持った状態
もうこうなってしまうと授乳や排乳等が全くできなくなります。
痛くて排乳することができなくなってしまうんです。
乳腺炎になった時の主な対処法とは
私が乳腺炎になった時に、自分なりにとっていた対処法は、下記の様な対処法をしていました。
<乳腺炎になった時に私が行っていた主な3つの対処法とは>
- 助産師に相談
- キャベツシップ
- ごぼうのたね
産後の初期段階からこの3つ方法を実践していましたが、軽い母乳の詰まりであれば、ある程度自分の手で排乳することができます。
1.助産師さんへの相談
しかし、あまりに詰まりがひどくなると自分の技術だけでは、排乳することができなくなります。
そこで、いつもお世話になっていたのが、「助産師さん」です。
助産師さんの排乳技術は、その排乳の仕方もきちんと乳腺と捉えて排出してくれますし、経験値が違いますので、どこが詰まっているのか分析しながら、出してくれます。
だから、私の場合は、1~2週間に一度のペースで助産師さんのところへ通っていました。
2.ごぼう茶やゴボウの種の摂取
母乳は血液から作られています。そのため、血液がサラサラになることで、母乳自体もサラサラになると言われています。
ゴボウ茶やゴボウの種は、血液をサラサラにする効果があるため、定期的にこれらを摂取することで、乳腺炎への予防及び詰まりの原因を解消していくれる効果があるんです。
3.キャベツシップによる対処法
しかし、それでもちょっとした気の緩みで、取り返しのつかない乳腺炎になってしまったのです。
ケーキ等を食べた翌日の朝には、胸が腫れ、詰まってしまい、胸に激痛が走るようになっていたのです。
しかも、あいにくその日は助産師さんがお休みだったため、その他の病院にあちこち2つも移動しながら、最終的にたどりついたのが、旦那の実家の近くの大きな産科の病院でした。そこで、切開手術を告げられ、すぐに入院になりました。
1つ目の病院でも排乳をしてもらいましたが、もうそれどころではなくなっていたんです。痛くて排乳どころではなく、排乳する助産師さんを蹴り飛ばしそうな程我慢できず、大声を上げていたことを覚えています。
私も迷惑だと今は反省しています。でも、そのくらい痛いということです。そして2つ目の病院で、切開手術と告知されました。
切開手術の痛みとその悩みについて
切開をした時の痛みについて
それでは、実際に切開をしたと時の痛みとは、どのような痛みだったかお伝えしていきましょう。
ポイント
<切開時の痛みについて>
- 麻酔ができない状態で切開
- 切っているときよりも膿みを出す時が激痛
乳腺炎で腫れた状態になっていますので、麻酔をしていても正直ずっと痛いです。
だからあまり、切開している時の感覚はありませんでした。
但し、一番痛いのは、その後切開した後に、その傷口からガーゼを詰めて、ドロドロに腐ったミルクを排出しました。
このガーゼを詰めて取り出す時の処置が非常に痛かったことを覚えています。
切開手術時のもう一つの悩み
切開するとほとんどの病院では入院する方の方が多いようですが、私は入院しませんでした。
こういうパターンはまれななようです。
また入院すると、母乳を赤ちゃんにあげることはできなくなりますので、母乳が出なくなり、母乳をあげなくなるようです。
私は母乳で育てたかったのですぐに退院しましたが、その判断はあなた次第です。
乳腺炎にならないための予防法とは
それでは、実際にこの乳腺炎になってみて感じたことがあります。
それは、乳腺炎になる前にしっかりと自分を知り、ケアをしていくための対策をしていくこの乳腺炎の予防こそがもっとも大切だと今は改めて感じています。
その方法には、下記の様な4つの方法があります。
<乳腺が細く乳腺炎を予防するための対処法とは>
- 甘いものや脂ものは徹底的に除外する
- 「葉酸」の摂取
- 「ごぼう茶(ごぼうの種)」の摂取
- 「ハーブティー」の摂取
- 定期的に助産師さんの所に通える環境作り
1.甘いものや脂ものは徹底的に除外する
甘いものが脂が食べられないなんて。と思うかもしれません。もし私と似たような体質を感じる方は絶対やめましょう。なんせとにかく痛いですので。
私が正直思うのは、出産のときよりも痛いと思います。
この痛みを出さないように日々葉酸やハーブティ、ゴボウ茶やごぼうの種を摂取して、ケアをしていきましょう。
2.葉酸の摂取
特に母乳は=血液ともいわれる程、血中の栄養分が母乳へと変化するため、その時に良いとされるのが、「葉酸」です。
葉酸は、赤ちゃんの栄養分として妊娠中に良いされますが、決して妊娠中だけではありません。
産後の血液をサラサラに保ち母乳としての栄養素としても重要な役割を担っています。葉酸は産後も摂取が必要な質のいい母乳を作るための大切な役割を担っています。
なので、葉酸は定期的に摂取するようにしましょう。
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参考
産婦人科医・助産師がお勧めしたいミトコンドリアに着目した人気No.1葉酸サプリ「ミト葉酸」
3.ゴボウ茶・ゴボウの種の摂取
そして、乳腺の予防効果や改善効果があると言われるものの一つに「ゴボウ茶」「ごぼうの種」があります。
ゴボウの種は、個人経営されている専門の助産師さんの所に相談にいけばもらえましたので、かかりつけの病院やネットでこうした個人経営されている病院を探してみるといいかもしれませんね。
もしそうした病院がみつからない場合には、こちらのサプリメントを利用するといいですね。
4.ハーブティーの摂取
産後は、この自律神経がホルモンバランスの影響で乱れやすくなるともいわれています。
この自律神経の乱れによって、母乳の詰まりを発症しやすくなるため、その問題をハーブティーで整えることができるんです。
ハーブティーもリラックス効果があり、自律神経を整える上ですごく効果的な飲み物ですので、ぜひ定期的なケアアイテムとして活用していきましょう!
このホルモンバランスの乱れで、母乳の質が変わり、詰まりなどの大きな影響を与えてしまうことがあるんです。
5.定期的に助産師さんの所へ通える環境作りを
そして、最も大切なことが、かかりつけの助産師さんを作り、いつでも相談できる環境を整えることが大切です。
助産師さんは、母乳の詰まりを取り除くスペシャリストです。これは、本当にビックリするくらい、つまりをとってくれます。
いつでも詰まったらいけるような環境を作ることで、母乳の詰まりを上手に改善してくれることができます。
2人目の子供の出産後、乳腺炎にならないためにしていることとは
一人目の出産を経験すると、2人目の時は、乳腺炎になりにくいと言われていますが、それが真実かどうかはわかりません。
ただ2人目の赤ちゃんは、1人目と比べると、非常に母乳を飲んでくれて、ミルクをほとんど飲みません。日々母乳がなくなってしまう程です。
乳腺が開通されており、油モノや甘いものを食べてもほとんど詰まらなくなりました。
ただ助産師さんといつでもコンタクトが取れるような環境は整えています。
又私はひどい乳腺炎だったので、産後2人目では、
・ごぼう茶
・葉酸
・ハーブティー
の下記3つのサプリは、定期的に利用させて頂いて、今でも上記最低4つの予防法は、今でも実践しています。(ちょこっと甘いものは食べても平気になりました^^)
まとめ
このように、乳腺炎は、一度なってしまうと強烈な痛みを伴います。
できることなら皆様に同じ痛みを抱えてほしくありません。
正直私と同じようなた体質である方は、あらかじめの予防しかありません。なってしまったらおしまいです。
しっかりと自分を戒めて、乳腺炎にならないため上記の対策をうっていきましょうね。
又1人目と2人目では、乳腺の大きさもだいぶ異なるようですので、その状況をしっかり把握しながら、乳腺炎の予防に努めていきましょう。